記憶を空に預けるまで

神経疾患により休職→退職を経て、、回復に向けて様々な趣味に挑戦しています。現在は教育関係の仕事をしています。

帰国しちゃいました

光陰矢の如しとはまさにこのことで、あっという間に帰国の日を迎えてしまいました。

まだザルツブルク探訪の記事書き終わってないのに、大してオンタイムでウィーンについて語ることなく帰りの飛行機の中です…笑

ブリュッセルのことすら何も書いてない…!www

 


気持ちが新しいうちに、ウィーン滞在の総括を(色々すっ飛ばしてますが…笑笑)していきますね。

 

 

 

前回初めて訪れた後、

「ここに帰ってきたい」

と思いました。

所謂another sky的な場所ですね。

今回再訪し、その気持ちは間違ってなかったと実感しています。

 


不慣れなところもあるし、不便な部分もたくさんあります。

消費税高いし(20%)、外食高いし(チップも払うから高くつく)、アジア人の見た目してるだけで割と視線は感じるし、色々な要因から1人で気軽に出歩けないし(女性というのもあり、単純に治安の問題もあり、排他的な雰囲気もあります)、衛生環境悪いし(ダニ!!!!)…

 


首都圏、特に東京は嫌な部分もあれど、基本は暮らしやすい社会だなぁと感じます。

慣れとかもあると思いますけど、例えるなら道は悪いところもあるけど転んだときに優しいのが首都圏で、道は整備されてるけど自分で歩いて行かなきゃいけないのがヨーロッパのような気がします。

 


「あれ?それ逆なんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、日本人は本音と建前の使い分けがとても上手だと個人的には思います。

日本での従業員とされる立場の人たちは、物腰柔らかで丁寧、配慮もばっちりで、最後まで何か言わなくても、表情や状況から客の意図を汲んで対応してくれます。

もちろん全てがそうだとは言いませんが、少なくともそれを美徳とする風潮はありますよね。おもてなしってやつです。

だから「めんどくさい客だな~」と思っても、そこまで顔に出さないのがほとんどなんじゃないでしょうか。

 


ヨーロッパの人たちは、快く思わない相手にはあんまり優しくないです。

優しくないというか、露骨に表情に出します。正直かなり心折れそうになります。

でもスーツケースを重そうに抱えていると、必ず誰かが助けてくれますし、親日のお店に行くと世間話で日本の話題に触れてくれたりもします。

日本では基本的に、見ず知らずの相手とは世間話をしたがらないですよね。

良くも悪くも、自分に素直な人たちだなぁと。

多分こんな風に生きられたら楽なんでしょうけど、自分があからさまに嫌そうな顔されるのすごい気にしちゃうタイプなので、ちょっと難しいですね…

 


話が大幅に逸れましたが、良いところばかりでもないということを書きたかったです!

 


しかしそんなところも踏まえて、懲りもせず「また来たい」と思いました。

やりたいことはまだまだたくさんあって、たった5週間じゃ全て達成なんてできなくて、ドイツ語だってもっと上達させたい。

他にも、私がおそらくHSP(Highly Sencitive Person 高感度な人を指す単語です)だから、受け取る情報量が少なくて済むのは心の安寧を保てる要因だと感じます。

ドイツ語がもっと理解できるようになってしまったら、それは変わってしまうかもしれませんが、日本ほど広告が「うるさく」ないのです。

音も色も大きさも、不快でない程度のものなので、街を歩いていても結構静かです。

さすがに夏季の観光シーズンは人が多いのでその限りではありませんが、どこも道がだだっ広いので、それを感じさせないというのはあるかもしれません。

パーソナルスペースの確保って本当に大事ですね……

 


ちなみに余談ですが、ザルツブルクブリュッセルも道が狭いのですごく人が多く感じました。実際に人が多いのもあったのかもしれませんが…

とてもとても歩きにくい!

観光シーズンの地元住民は、さぞストレスフルだろうなぁと思ってしまうくらいでした。

 


帰りの機内でも痒みに悩まされながら(笑)写真の加工を少しずつ進めたので、またまとめて投稿しますね。

長くなってしまったのでこの辺で!

Tschüs!