記憶を空に預けるまで

神経疾患により休職→退職を経て、、回復に向けて様々な趣味に挑戦しています。現在は教育関係の仕事をしています。

夕空を見て鬱の私へ思うこと

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こんばんは。

単発で試験監督のお仕事に行った帰り、好きな色の空だったので、久しぶりに空の写真を撮りました。

 

朝焼け、夕焼けはブルーのグラデーションが美しくてとても好きです。

青だけじゃなくて、たくさんの色が共存しているのがまた趣深いですね。

 

私の精神疾患の症状は、空の美しさを感じ取れるほど改善されてきているという事実に、自分でも驚いています。

やはり夜は気分が落ち込みがちなのでまだ服薬しておりますが、1日1回のみの内服です。

ちょうど一年ほど前、本当にしんどくてしんどくて、起き上がって活動することすらやっとの思いだったことを思うと、ここまで来たかと達成感があります。

 

鬱などの精神疾患は、良くなったり戻ったり、回復に非常に時間がかかるものです。

気長に、根気よく、周りの協力も得ながら、ゆっくりと自分のペースでできることを増やしていく必要があります。

お金がなさすぎて慣れない仕事をしようとして、症状が悪化してしまった今年の夏を思うと、

新しいこと・場所・人などへのストレスは、自分で思っているより大きかったのだなと感じております。

 

私はなまじ好奇心が旺盛なせいで、やったことないことはやってみたい!やろう!と行動に移すまでがすごく早いみたいなんです。

それは長所でもあるのでしょうが、自分に求める水準がどんどんと高くなり、そのせいで良くないストレスになっていくということにようやく気づけたのがこの半年くらいですね。

 

やりたいことに対して実際にやれることは、自分で思っているよりもずっと少なくて、今後は「やりたい」という気持ちと、どうやって上手く付き合っていくかが課題だなと思います。

 

去年の私は自分に求めるものが多すぎて、自分で首を絞めていた気がします。

そんな私に「なんとなく生きてればいい」と言葉をくれた人がいて、今でもそれは心に留めています。

 

ついつい頑張りすぎてしまう人は、生きることに必死になってしまうことも多いでしょう。

 

なんとなく生きる、は私みたいに器用じゃない人間には難しいかもしれないけど、考えすぎないようにすることは少しずつでもできるはずなので、心身の健康を第一に生きていきたい、です。